環境省は10日、新潟県佐渡市で放鳥されたトキのペアの巣をカラスが襲い、卵1個を奪ったと発表した。ただ、ペアは直後に巣に座り込んで卵を温める「抱卵」を再開しており、1個以上の卵が残っているとみられる。
【関連記事】放鳥トキ:巣にカラス侵入、卵捨てる ふ化厳しく 同省によると、襲われたのはいずれも09年に放鳥された4歳の雄と2歳の雌のペアの巣。10日午前7時半ごろ、巣で抱卵していた雌が何かに驚いたように飛び立った直後、ハシブトガラスが巣に降り、卵1個を奪った。 市内では9日にも別のトキの巣がカラスに襲われ、直後にトキが卵1個を捨てたばかり。現場を観察していた永田尚志・新潟大准教授(鳥類生態学)は「天敵が来ても逃げないように、トキに学習してもらうしかない」と話した。【畠山哲郎、磯野保】 【関連ニュース】 【トキの生態】繁殖うらやましい? ペアの巣に別の雌接近 【写真特集】トキもいろんな鳥も 毎日動物園・鳥類別館 【トキの話題】トキ襲撃死:電気柵などの設置を…検証委が報告書案 【トキの話題】トキ:2世誕生に期待 9日以降ふ化も…新潟・佐渡 ・ もんじゅ 検査終了 6日に原子炉を起動、運転再開へ(毎日新聞) ・ 宮崎の口蹄疫、新たに11農家で疑い例(読売新聞) ・ 両陛下、五輪入賞者招き茶会(時事通信) ・ 現生人類とわずかに混血か=絶滅のネアンデルタール人−国際チームがゲノム解読(時事通信) ・ 多感な少女が短歌に託した思いとは… 「ポニーテイル〜15才のみそひともじ」(産経新聞)
by qq8rj3z2ip
| 2010-05-11 23:52
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